うさぎをお迎えするということ
ペットとしてのうさぎ
(「みな、息災でござるか」)
マサムネ公は元気に毎日を過ごしております。
イタズラ大好きなやんちゃっ子ですが、その姿を見ているだけで癒されますな。
ペットを飼おうと思ったとき、「うさぎ」という選択肢は世間ではまだまだメジャーではない。
(http://www.petfood.or.jp/data/chart2015/02.html)
上記の表は、一般社団法人ペットフード協会が実施している「(平成27年度)全国犬猫飼育実態調査」の一部である。ペット別の飼育経験率は、自明ではあるが犬猫が圧倒的に多い。
対して、ウサギはTOTALで0.8%という結果である。カメやメダカにも負けている。まだメインのペットとしての地位は低い。
表の数値で面白いのが、犬猫を飼っているのは50代の回答率が一番高い。やはり子供が巣立った後に、夫婦でペットとして選ぶのが犬猫であることが多いためであろう。
一方で、うさぎは40代が1.1%、次いで20代と50代が1.0%となっている。つまり、40・50代と同じく、20代の割合がかなり高いということだ。
20代ということは、一人暮らしでうさぎを飼っている人も多いのかもしれない。イメージで言うと、女性であろうか。若い夫婦で飼っている場合もあるのだろう。
そして、40代は表から読み取れるに熱帯魚などの魚系が好きらしいが、なぜかうさぎも一番数値が高いのである。理由は分からず。
うさぎを飼うこと
(クンクン!)
(「おい、おやつを食べたいのだが。何かあるか」)
ペットが欲しい!と思っても、そう簡単には行動に移せるものではない。
お迎えをする以上、しっかりとしたお世話するという覚悟も必要だが、その他にも考慮する点がある。
- 経済的にどの程度の負担が出てくるのか
- 賃貸の場合、部屋を汚してしまう可能性はないか
- 共同住宅の場合、近所迷惑になることはないか
大まかに言うとこの辺が気になるところ。
うちの実家にはミニチュアダックスフンドのチョコちゃんがいるが、小さいころはマンションなのに夜泣きがひどくて困った記憶がある。犬のにおいも部屋に染み付いていた。
その点、うさぎは周りをあまり気にしなくてもいい。
うさぎは清潔な生き物だというが、まさにその通りで、全然におわない。
このように自分で顔を洗ったりもする。マサムネの毛並みに顔をうずめてにおいを嗅いでも、むしろいいにおいがする。ホント素晴らしい!
(「あまりこっちを見ないでくれぬか」)
そしてうさぎは鳴かない。ごくたまにブーブーと言うが、基本的には無言。表情だけで訴えてくる様子がまた愛らしいのである。
音を出す行為に「スタンピング」、通称「足ダン」というものもあります。
後ろ足で地面を強く蹴り、音を出してアピールをするというものです。状況によって、いろいろな意味が込められているらしい。
意外と大きな音が出ますが、まぁマサムネ公のサイズだと大したことはない。
(「あら、一度わたくしの足ダンをご披露いたしましょうか?」)
トイレも覚えます。においをトイレに残していれば、自分からトイレできっちりと用を足してくれます。
ただし、うんちは別です。いつも部屋のそこらじゅうに転がっております。
でもすべてコロコロとしたものなので、こちらもにおいなし。処理もらくちん。
うちはdysonの掃除機で、まとまったら吸っています。これが結構楽しい。
はい。つまり何が言いたいかのかといいますと、
ぜひうさぎをお迎えして一緒に楽しく暮らしてみてください。
ということです。
(「では、御免」)