ハチワレ
ダッチの魅力
(「我が、マサムネでござる」)
うさぎの時間 no.18: あなたとうさぎとの時間をもっとハッピーにする (SEIBUNDO Mook)
- 作者: うさぎの時間編集部
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2016/10/11
- メディア: ムック
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本屋にて偶然、『うさぎの時間』という本を見つけました。
表紙がダッチだったので、ついつい購入してしまいました。
その中でダッチが紹介されているページを発見。
こんなことが書いてありました。
思わず見とれる都会派カラー
ダッチの魅力はなんといっても、ツートンカラーのハチワレ頭とズボンをはいたような胴です。(中略)明快で都会的な印象のこのカラーや、ピンと張った大きな耳、張りのある毛並みが相まって、ダッチはおしゃれな存在感を放っています。
この線を引いたようにくっきりと分かれたツートンカラーを生み出すのはなかなか困難です。両親が理想的な模様をしていても、子どもは模様のラインがギザギザになったり、位置がずれることがよくあるのです。(中略)ダッチのマーキングは、一見シンプルなカラーですが、じつは奇跡のカラーといえるのです。
(『うさぎの時間』まるっとハチワレ)
奇跡のカラー。いいですね、響きました。二色で単純のように見えますが、実は生まれてみないとどう模様がでるか分からないわけですね。まさに洗練されたカラーです。
ダッチはその名の通りオランダで生まれたそうですが、どうやってこの模様が生まれたかはよく分かっていないらしい。
これは、江戸時代後期の代表的画家である円山応挙(1733-1795)が描いた、『木賊兎図(とくさうさぎず)』というもの。3匹のうさぎが可愛く描かれているが、なんとここにもダッチが登場しています。
マサムネ公のような模様のうさぎが、江戸時代にも元気に走り回っていたようですね。模様もくっきりと描かれています。
こちらは同じく円山応挙の『百兎図』というもの。100匹のうさぎがいる様子ですかね。ダッチもたくさんいるので、やはり江戸時代にもたくさん黒白ブチうさぎがいたようです。
この絵については以下のような考察を見つけました。
円山応挙筆「百兎図」には驚いた。画中に百匹以上のウサギが群れている。ノウサギでないことは、彼らは基本的に単独生活をする動物で、群れを作らないことからも確証できる。しかも黒白ブチ、茶系野生色とともに、白毛で赤目の白色種がそのうちの3分の2も占めている。この画が現時点で、わが国のアナウサギ飼育史で、年代を特定できる一番古い資料であろう。
うさぎは基本的に単独行動をする動物なので、たくさん集まっているうさぎが描かれていることは、このうさぎたちが「飼育されていた」ということなのですね。
ペットとして、昔からうさぎ、特にダッチは親しまれていたようです。
(「ん、そうなのか?」)
ダッチはオランダ産なので、江戸時代にヨーロッパの国で唯一交流があったオランダから輸入されたのかもしなれい。
それよりもっと昔からいたとの説もあるようです。マサムネのルーツ、気になるところである。
(「細かいことはいいのだ!草を食うぞ」)
(「よしきた!」)
(「バナナももしゃもしゃ食うぞおおおおおおおお!」)
(「馬を引けぃ!」)
ダッチは比較的身体が丈夫な品種と言われていますが、やはり、歴史の中で受け継がれている強さというものもあるのかもしれません。
マサムネ公、これからも天下統一に向け、野心を持ち続けてくだされ!
(「むっ・・・」)
(「まぁ、たまには眠たくなる時もあるのだ、おやすみ」)
うさぎしんぼる展
ガジガジ事件
某日、コンフォリア城にてある事件が起こった。
城内にある書庫が、何者かに荒らされていたのである。
警備の兵はなかったため、目撃者は無し。
現場を検めた結果、書物は何者かにかじられた形跡があるとのこと。
お分かりいただけただろうか。
書物は何者かによって破かれているのだ。
恐らく、表紙は噛みながら引っ張られている。
いったい誰がこんなことを。。
(「ん?何か用か?」)
殿!大変です、城の書庫が何者かによって荒らされておりました!
(「ほう、それは難儀である。まぁでも書物などまた買えばいいではないか」)
そ、そうですか。ところで殿はいつも書庫の前にいるような気が。。
(「ん??なんのことだ」)
(「俺様は書物をかじってなどおらぬぞ」)
あれ、いま殿は何とおっしゃいましたか?
「荒らされていた」とは言いましたが、「かじられていた」とは言ってませんが。
(「ん、あれだ、所用を思い出したので、出かける。御免」)
・・・・・、殿が書庫付近にいる場合は警戒せよ。
うさぎしんぼる展
「うさぎしんぼる展」 | TODAYS GALLERY STUDIO
浅草橋で「うさぎしんぼる展」なるものが開催されているとの情報がありまして、早馬を飛ばして見学に参りました。
うさぎの写真だらけ!
コスチュームうさぎもたくさん。可愛い写真ばかりです。
(この写真がとてもかっこいい。マサムネ公もチャレンジせねば)
ダッチもいました。なかなか険しい顔をしておる!
これは並みの武将ではない。
(草むらの中のうさぎをイメージしているとのこと)
この写真がすごくいい。
目のしょぼん具合や、メガネを上げている感じや、口の空き方。
「ん?なんだこれ、PC全然分からぬ~」という声が聞こえてきそうである。
しんぼる展、なかなか楽しかったでござる。
次のイベントは「うさフェスタ」である!!
よく見たら公式ホームページの右上にダッチがおる!!
11月26日、27日、いざ「うさフェス」!!
(がじがじ事件の犯人として捕らえられたマサムネ公であった)
うさぎをお迎えするということ
ペットとしてのうさぎ
(「みな、息災でござるか」)
マサムネ公は元気に毎日を過ごしております。
イタズラ大好きなやんちゃっ子ですが、その姿を見ているだけで癒されますな。
ペットを飼おうと思ったとき、「うさぎ」という選択肢は世間ではまだまだメジャーではない。
(http://www.petfood.or.jp/data/chart2015/02.html)
上記の表は、一般社団法人ペットフード協会が実施している「(平成27年度)全国犬猫飼育実態調査」の一部である。ペット別の飼育経験率は、自明ではあるが犬猫が圧倒的に多い。
対して、ウサギはTOTALで0.8%という結果である。カメやメダカにも負けている。まだメインのペットとしての地位は低い。
表の数値で面白いのが、犬猫を飼っているのは50代の回答率が一番高い。やはり子供が巣立った後に、夫婦でペットとして選ぶのが犬猫であることが多いためであろう。
一方で、うさぎは40代が1.1%、次いで20代と50代が1.0%となっている。つまり、40・50代と同じく、20代の割合がかなり高いということだ。
20代ということは、一人暮らしでうさぎを飼っている人も多いのかもしれない。イメージで言うと、女性であろうか。若い夫婦で飼っている場合もあるのだろう。
そして、40代は表から読み取れるに熱帯魚などの魚系が好きらしいが、なぜかうさぎも一番数値が高いのである。理由は分からず。
うさぎを飼うこと
(クンクン!)
(「おい、おやつを食べたいのだが。何かあるか」)
ペットが欲しい!と思っても、そう簡単には行動に移せるものではない。
お迎えをする以上、しっかりとしたお世話するという覚悟も必要だが、その他にも考慮する点がある。
- 経済的にどの程度の負担が出てくるのか
- 賃貸の場合、部屋を汚してしまう可能性はないか
- 共同住宅の場合、近所迷惑になることはないか
大まかに言うとこの辺が気になるところ。
うちの実家にはミニチュアダックスフンドのチョコちゃんがいるが、小さいころはマンションなのに夜泣きがひどくて困った記憶がある。犬のにおいも部屋に染み付いていた。
その点、うさぎは周りをあまり気にしなくてもいい。
うさぎは清潔な生き物だというが、まさにその通りで、全然におわない。
このように自分で顔を洗ったりもする。マサムネの毛並みに顔をうずめてにおいを嗅いでも、むしろいいにおいがする。ホント素晴らしい!
(「あまりこっちを見ないでくれぬか」)
そしてうさぎは鳴かない。ごくたまにブーブーと言うが、基本的には無言。表情だけで訴えてくる様子がまた愛らしいのである。
音を出す行為に「スタンピング」、通称「足ダン」というものもあります。
後ろ足で地面を強く蹴り、音を出してアピールをするというものです。状況によって、いろいろな意味が込められているらしい。
意外と大きな音が出ますが、まぁマサムネ公のサイズだと大したことはない。
(「あら、一度わたくしの足ダンをご披露いたしましょうか?」)
トイレも覚えます。においをトイレに残していれば、自分からトイレできっちりと用を足してくれます。
ただし、うんちは別です。いつも部屋のそこらじゅうに転がっております。
でもすべてコロコロとしたものなので、こちらもにおいなし。処理もらくちん。
うちはdysonの掃除機で、まとまったら吸っています。これが結構楽しい。
はい。つまり何が言いたいかのかといいますと、
ぜひうさぎをお迎えして一緒に楽しく暮らしてみてください。
ということです。
(「では、御免」)
マサムネ城の改修
さらに寒くなって参りました
秋は、すぐに去ってしまうものですね。
すっかり外は寒い。仕事で二戸に訪れた時(11月1日)は、すでに雪が降っていました。例年より早いそうです。
10月23日に茨城県のひたち海浜公園で見たコキアとコスモスはとても綺麗でした。でもやっぱり風がもう冷たい。
丁度いい季節になったら「うさんぽ」にも出てみたいと思っていますが、「うさんぽ」にはさまざまな危険も付きまとうとのこと。
「うさんぽ会」は、表上は、ほのぼのと飼いうさぎ同士、飼い主同士のコミュニケーションの場とされています。 しかし、その実態は「カクカク会」だともいわれています。 ちょっと油断した隙にカクカクしてしまうことも・・・。 避妊をしていないうさぎさんは思わぬ妊娠・出産が発覚するかもしれません。 繁殖させたくない場合には、避妊をしておくか、カクカクさせないように注意が必要です。
あぁ、マサムネ公は「うさんぽ会」などに連れて行くのは危険すぎて無理だ。もちろん危険なのは周りの姫たちである。
マサムネ城のアップグレード
(むしゃむしゃ。ん?なんだ?)
岡部又右衛門(おかべまたえもん)という大工さんが戦国時代にいた。
安土城は日本で初めて天守閣を備えた城で、5層7階の木造高層建築であった。
だからとても有名なのである。信長も又右衛門もすごい。
うちのマサムネ城も負けてはいられない。
殿、又右衛門に劣らないほどの改修をいたしましょう。
(ふかふかのマットを敷きましょう)
(二階部分に部屋を設けましょう)
(ルートをつくることが重要でござる)
(奥の部屋はいかがでしょうか)
(トンネルは落ち着きますか)
(お友達もお付けいたします)
(スライム殿、守り神となってくだされ)
(ん?できたのか?そんなことより腰を揉め、腰を)
アップグレード完了です。奥の木の部屋を使ってくれると嬉しい。
ロフトについてはさまざまな議論があるのは承知の上だが、これは様子を見ながら考えていきたい。年齢によってレイアウトの変更は必須である。
殿、いかがでしょうか。気に入っていただけましたでしょうか。
(むむっ!!)
(ガシガシっ!!)
(おのれ!!出せ!出すのだ!!)
あー殿、ケージを噛んではなりませぬ!歯が悪くなってしまいますぞ!!
(ふふっ、実はケージを噛むのは本当に出たいときだけで、結構城の中が好きなのである)
マサムネ公と愉快な仲間たち
はじめての秋を迎えたマサムネ
(頭の模様は自由に変化するのである)
寒くなって参りました。
人間もウサギも過ごしやすい季節ですね。
夏は温度管理のためにエアコンをつけっぱなしでしたが、とりあえず現在はエアコンをつけなくてもマサムネは快適そうです。
うさぎの快適温度は18~24度といわれています。気温が28度以上になると熱中症を起す恐れがあり、15度以下になると、体調を壊す恐れがあります。
夏は暑くても部屋を24~26度までにし、冬は20~24度を目安に温度管理をしましょう。
また、長毛種にはこれでもまだ暑いといえるでしょう。もう少し温度を下げたり、お腹の毛をカットするなどで、体感温度を下げてあげましょう。
なるほどなるほど。
もっと寒くなってきたらまた温度管理に気をつけなければいけませんね。
ウサギを飼うには電気代を気にしない心も必要です。
(フローリングでべちゃりとなるのが好きなのでござる)
マサムネ公は社交的?
さて、実はマサムネ公には友達がおります。
よく遊びに行くお城がありまして、そこには2匹の可愛いウサギがいるのです。
駕籠(車)による移動もまったく動じずにリラックスできるようになりました。
最初からであるが、意外と適応能力が高いのである。
では、マサムネ公のお友達を紹介いたします。
まずは「フレミッシュジャイアント」のこいも姫。
(むむむ!)
(「あらこんにちは。ご機嫌いかが?」)
名前の通り、お身体が大きなこいも姫。
この写真だけではその包容力を感じられないでしょう。
マサムネ公、出番でございます。
(あれれ、見えないでござる)
(じゃーん!)
(殿、明らかに負けておりますぞ!)
(「あら、わたくし体は少々大きいですが、優しさにあふれてますわよ」)
(とても人懐っこくて甘えんぼのこいも姫。とても頭がいいのです)
こいも姫、たいへん貫禄のある姫ではございますが、とても愛嬌がありますな。
さらに、マサムネ公とたいへん仲が良いのです。
柵越しではありますが、二人はピタリといつも寄り添うのです。
(「俺はあいつら二人が付き合ってると聞いたぜ。けっ、盛ってらぁ!」)
サイズこそ違いますが、二人の距離はこれからも縮まっていくのでしょうか。
今後の進展に期待でございます。
さて、お次は「ミニレッキス」のとろろ姫。
こちらは気立ての高い女性でして、少々警戒心が強い姫でございます。
(「あら、あなた、どちら様?」
(「私はねぇ、親しくない方とは仲良くできないの。邪魔しないでくださる?」)
女性らしいしなやかさと、麗しい毛並みをお持ちのとろろ姫。
実はまだマサムネ公との面会を許されておりません。
いつの日かご対面できる時が来るとよいですな。
すでに二人の美女と知り合ってしまったマサムネ公。
殿、女性にうつつをぬかすのもよいですが、押して引いてを上手く使いこなさなければ、心を掴むことはできませぬぞ。
押してばかりのマサムネ公なのである。
(はじめての登頂を成功させたマサムネ公)
(最初は腰が引けているが、一度成功するとガンガン行くタイプ)
姫の部屋は天守三階なので、すぐに追いかけてしまわぬように。
殿、これからもっと、友達が増えると良いですな。
(「では皆さま、またご覧遊ばせ」)
マサムネ公、写真撮影モデルに挑戦
写真のデータをもらいに行きました
先日、うさぎのしっぽにて、動物写真家の石橋絵(ぬい)さんによる写真撮影会に参加してまいりました。
石橋さんは雑誌やカレンダーの写真を手掛けており、すごく可愛らしく小動物を撮影されていて、うちのマサムネ公もぜひお願いしたいと思い予約。
殿を駕籠に入れ、馬を飛ばして撮影会場へと到着し、石橋さんに撮影をしてもらえました。そのデータを本日もらうことができた次第でございます。
マサムネ公、まったく落ち着かず
さて、肝心の撮影ですが、殿は慣れない状況の中、身体が固まってしまうかと思っていましたが、全くもってその逆でした。
ひたすらそわそわと動き回り、一向に止まらない。
右へ左へ、挙句の果てには台から下を見下ろし、今にも飛び降りそうな勢い。
見ているこっちがその姿に落ち着きませんでしたが、マサムネが全然ポージングできないことに、石橋さんが一番困ったと思います。終始笑顔で対応してくださいましたが、たいへん申し訳ない思いでした。
さらに、撮影の順番が一番最後であったため、色んなウサギさんの匂いが残っていたのでしょう、マサムネ公は大興奮(汗)。
せわしく動き回りながらおしっこは飛ばす、ウンチもたくさんしちゃうという有様。好色のマサムネ公には写真撮影どころではない状況だったみたいです。
まったくもって困った殿様ウサギである。撮影会場を荒らしてしまったので、次の方がいたら迷惑だったでありましょう。順番が最後であったのが幸いである。
カメラには慣れているはずなんだけども。やはり家とは違うのね。
ということで、そのもらってきたデータがこちら。
(パシャパシャとたくさん撮って、石橋さんが選んでくれた3枚がもらえます)
途中で顔洗っちゃってます
好奇心旺盛なマサムネ。小道具が気になってしょうがない
「ん?なんじゃ?我はおなごの匂い確認に忙しいのじゃ」
はい。あれだけ騒がしくしていたマサムネ公を上手く撮影していただけました。
3枚目がベストショットですかね、背景が秋らしくていい感じです。
12月にもまた開催されるとのこと。
ぜひ次も参加したいですね。ただし、予約する際は、順番を一番最初にした方がよさそうです。
殿、次回は戦国武将らしく、どっしりと構えて撮影会に臨んでくだされ。